千葉県船橋市 S様邸 屋根塗装・外壁塗装工事をご紹介します。
本日は鉄部 出窓屋根と屋外フードの下地処理〜下塗り〜上塗りの工程をお伝えします。
前回の現場レポートはこちらの「千葉県船橋市 S様邸 屋根塗装・外壁塗装工事 スレート屋根 下塗り〜タスペーサー設置〜中塗り〜上塗り」をご覧ください。
【出窓屋根 下地処理 ケレン〜下塗り〜上塗り】
出窓屋根の塗装を行いました。
屋根のところは鋼板となっており、錆を防ぐために定期的に塗装が必要です。
最初にケレンで下地を整えます。
ケレンはサンドペーパーなどの研磨材で下地を磨く作業のことです。
ケレンで下地に付着する粉化物や汚れを除去し、塗膜の付着力を高めます。
また、下地の凹凸を平滑に均し、塗装の仕上がりを美しくします。
屋根と外壁の継ぎ目には、水が入らないようにシーリングを充填しました。
ケレンについてはこちらの「外壁塗装で行うケレンとはどんな作業？ケレンが必要な箇所と手抜き工事を防ぐ対策！」をご覧ください。
下地処理ができたら下塗りです。
下塗りには錆止めプライマーを塗布しました。
名前にある通り、錆の発生を防ぐ効果があります。
塗膜の付着力も高めることができるので、下地から塗膜が剥がれにくくなります。
最後に上塗りを2回行なって塗装完了です。
出窓の屋根は窓枠と同じブラックで塗装しました。
【屋外フード 下地処理 ケレン〜下塗り〜上塗り】
続いて屋外フードの塗装です。
屋外フードは給気用と排気用があり、形状や素材も色々な種類があります。
今回塗装するのは鉄製の排気口に取り付けてあるフードです。
塗装前に外壁と接するところにはシーリングを打って防水処理をしました。
排気口は油や埃などで汚れているため、高圧洗浄できれいにしておくことも大切です。
高圧洗浄の他にもケレンで下地をきれいに整えました。
下地処理ができたら出窓屋根と同じように下塗りをします。
下塗りは通常1回塗りです。
下塗りができたら上塗りです。
上塗りは2回行います。
塗膜が薄くなると性能を十分に発揮できなくなりますので、仕様通りに仕上げていくことが大切です。
今回ご紹介した出窓屋根や屋外フードは鉄製です。
鉄は塗装が摩耗すると錆を発生させますので、塗装のタイミングは逃さないように状態にはご注意ください。
塗装のタイミングは5〜10年が目安となります。
色褪せやチョーキングが発生している場合も塗装を考えていただくタイミングなので、劣化症状を見逃さないようにしましょう！
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