神奈川県横浜市のアパート屋根・外壁塗装工事を引き続きお伝えします。
本日は外壁の下塗り〜中塗り〜上塗りの作業をご紹介いたします！
前回は棟板金の塗装と縁切りの作業をご紹介させていただきました。前回の現場レポートを見ていない方は、ぜひ下のページもご覧ください。
「神奈川県横浜市 アパート 屋根・外壁塗装工事 棟板金ケレン〜錆止め〜上塗り 縁切りタスペーサー設置」
それでは外壁の塗装作業をお伝えしていきます！
【窯業系サイディング外壁の下塗り】
塗装をする外壁はサイディングです。サイディングにも窯業系と金属系がありますが、こちらは窯業系になります。
窯業系とは繊維質とセメントを混合したボード状の外壁材です。サイズも決まっていますので、加工が少なく一枚ずつ外壁を張るだけで完結します。デザインも豊富にあり、現在の住宅に多く採用されています。
窯業系サイディングは熱を溜めるため、弾性タイプの塗料は使えません。下塗りにはシーラーを塗りました。窯業系サイディングにフィラーなどの弾性塗料を使ってしまうと塗膜が膨れてしまいますので、素材と相性の良い塗料を使用することが大切です。
塗料との相性についてはこちらの「ご存知でしたか？塗装してはいけない屋根や壁があります！」もご参考にしてください。
【窯業系サイディング外壁の中塗り〜上塗り】
下塗りができたら中塗りと上塗りの工程です。この工程は同じ上塗り材を使います。
下塗り、中塗り、上塗りとあっても同じ塗装作業じゃないの？と思われるかもしれませんが、下塗りだけは少しだけ目的が違います。
下塗りに使用するのは、上記でお伝えしたようにシーラーやフェラー、プライマーなどの下塗り材です。下塗りの工程では下地と上塗りの密着性を高める目的があります。
それに代わって中塗りと上塗りは同じ上塗り材を使うのですが、工程を中塗りと上塗りで分けているのはちゃんと理由があります。
なぜ工程を分けているかというと、塗料は1回に塗れる量が決まっていて、一気にたくさんの量を塗ってしまうと塗膜が膨れてしまい施工不良を起こしてしまうからです。
業者によっては中塗りと上塗りを「上塗り1回目、上塗り2回目」と呼んでいることもあります。
中塗りと上塗りとの間で大事なのが乾燥時間です。しっかり塗装が乾いてから塗り重ねる必要がありますので、天候や時期などを考慮して適切な現場判断が大切です！
外壁塗装の流れについてはこちらの「外壁塗装の工程と注意点」をご覧ください。
それでは本日の現場レポートはここまでになります。次回も工事で行った作業をご紹介致しますので、楽しみにしていてください！
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