東京都杉並区のA様邸にて破風板のケレン〜下塗り〜中塗り〜上塗りを行いました。今回は破風板の塗装作業と注意しておきたいポイントをお伝えしていきます!
【破風板はどこにある?2階にある破風板は腐食に注意!】
破風板とは屋根の周りにぐるっと一周して取り付けてある板のことです。(軒先のところは鼻隠しと呼びますが、ここでは破風板で統一させていただきます)破風板には木材やケイカル板、窯業板など素材もいろいろありますから、劣化の仕方も変わってきます。
注意しておきたいのが2階にある破風板です。腐食してしまうと修理するには高所作業となるため足場が必要になります。足場は15〜25万円ほど設置費用がかかりますから、修理するためだけに足場を設置するのは少々割高です。
できれば塗装や高所作業となるメンテナンス工事も一緒に行っておく方がコストの節約にもなります。腐食を防ぐには塗装を劣化したままにしないことです。塗装が古くなっていると水を吸いやすくなり、劣化が早まります。美観性の他にも塗装は風雨から保護する役割がありますから、定期的に塗り替えをしましょう。
足場とコストについてはこちらの「塗装工事の足場は必要?工事をするのなら外壁と屋根をセットでお得に!」をご覧ください。
【破風板の塗装の流れ 下地処理〜下塗り〜中塗り〜上塗り】
破風板は風や雨を受ける場所ですから、汚れもたくさん付着しています。古くなった塗膜も残っていますのでケレンをして不純物を除去します。ケレンをすることで塗装の密着性が向上します。
ケレンなどの下地処理についてはこちらの「外壁塗装で大事な下地処理とは?工程の種類や内容を解説します!」をご覧ください。
下地処理ができたら下塗りです。破風板はそのまま上塗りに入ることがありますが、下地の状態が悪い場合はシーラーやプライマーで下塗りをして塗装の密着性を上げておく必要があります。こちらではプライマーで下塗りをしました。
下塗り乾燥後は中塗りと上塗りです。この工程は上塗り剤を使い2回塗布します。各塗装の間には乾燥時間を設けます。ちゃんと塗装を乾かしておかないと塗膜が膨れてしまいますので、天候や時期などを考慮して適切な乾燥時間を設けることが大事です。
塗装工事の流れについてはこちらの「外壁塗装の工程と注意点」をご覧ください。
それでは本日の現場レポートはここまでになります。破風板は付帯部に含まれる場所です。付帯部にもいろいろありますから、外壁塗装をする時はどこを塗装するのか把握しておくことが大切です。付帯部については下のページでもお伝えしておりますので、良ければこちらもご参考にしてください。
「外壁塗装の付帯部とは?工事を行うときに知っておきたいポイント」
“mu”
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