今回の現場レポートは屋根塗装の下塗り作業をお伝えします。
屋根の下地処理が完了しましたら、次は下塗りの工程にはいります。
前回の現場レポートでもお伝えしましたが、屋根塗装はタスペーサーの設置が重要となってきますので、これから屋根塗装を考えている方は、タスペーサーのこともしっかり押さえておきましょう。
タスペーサーについてはこちらの「屋根塗装」をご覧ください。
屋根の塗装の下塗りはシーラーを塗るのが一般的です。
接着剤の役割があり、屋根材と塗料の密着性を高めてくれます。
下塗り剤は使用する塗料の施工マニュアルで指示されていますので、それに従って材料選定していくことが大切です。
遮熱塗料の場合は、下塗り剤に遮熱性能があることもありますので、適切な材料で塗装をしないと性能が落ちてしまう恐れがあり注意が必要です。
遮熱塗料についてはこちらの「日本ペイント サーモアイ」をご覧ください。
屋根の板金も下塗りをします。
板金のところは釘が抜けていたり、コーキングが劣化していたりしますので、塗装前に補修しておくことが大切です。
また、屋根板金が強風で飛ばされてしまう被害があります。
このような被害を起こさないためにも定期的にメンテナンスを行っておくことが大切です。
もし、自然災害による損傷の場合は火災保険が使えることもあります。
詳しくは「火災保険を使った修繕」でご説明しておりますので良ければこちらもご覧ください。
それでは下塗りが完了したら次は仕上げに入っていきますが、今回はここまでです。
次回も塗装現場の作業をご紹介していきますので、楽しみにしていてください。
“mu”