今回の現場レポートは神奈川県横浜市の現場のシーリング撤去作業についてご紹介していきたいと思います。「シーリングとは?」とまず思うかもしれませんが、シーリングは防水工事に用いられる建材でコーキングとも呼ばれます。
シーリングの工事は、シール工事、コーキング工事など呼び方がさまざまで、メーカーが販売する商品もコーキング、シーリングと同じ物なのに名前が違っていたりします。呼び方が違うと混乱してしまうかもしれませんが、工事内容としてはコーキング(またはシーリング)を充填して水の侵入を防ぐ防水施工になります。
外装の場合は、外壁に取り付けてあるガラリやサッシなどにシーリングが打ってあります。シーリングが新しいとゴムのように弾力性を持っていますが、経年劣化するとひび割れや硬くなる症状が出てきます。
シーリングの劣化は防水性をなくしてしまっているため、建物の中に水が入ってきてしまう恐れがあります。木造住宅の場合は柱などの構造体が水を吸い込んで腐食してしまう恐れがあり、シロアリを寄せ付ける要因にもなりますので注意しなければなりません。防水のためにシーリングは施工されていますので、もし劣化症状を確認しましたら放置せずにメンテナンスをしましょう。
今回お伝えしたコーキングの詳しいことはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。
*mu*