神奈川県横浜市のO様邸にて、引き続き外壁塗装工事で行った作業をお伝えします。
本日は鉄骨階段のケレン〜下塗り〜上塗りの作業をお伝えします！
前回の現場レポートはこちらの「神奈川県横浜市 O様邸 【外壁塗装工事】ウレタン防水～トップコート仕上げ」をご覧ください。
【鉄骨階段のケレン作業】
本日は鉄骨階段の塗装作業をお伝えします！既存状態は塗膜が剥がれて下地が露出し、サビが発生していました。サビは塗装の付着力を落とすので、ケレンを行なってできるかぎり除去していきます。
階段裏もサビが広がっていました。手作業でケレンを行うには、下地の状態が悪かったため、ディスクサンダーを使用して下地を整えました。
手すりの部分もケレンします。ここは厚みがないため穴が開いてしまわないようにできる範囲でケレンを行いました。
ケレンは下地に付着する汚れやサビなどの不純物を除去して塗装がつきやすい状態に調整する目的があります。また、研磨することで下地が平滑になり、見栄えも美しく仕上げることができます。
ケレンについてはこちらの「鉄部塗装の下地処理「ケレン」の重要性」をご覧ください。
【鉄骨階段の下塗り】
ケレンができたら下塗りです。下塗りにはプライマーを塗りました。プライマーには塗装の密着性を高める効果があります。上塗り塗料との相性もありますので、適切な下塗り剤を選ぶことが大切です。
階段側面も丁寧に下塗りしました。塗装は密着性が悪いとどんなにグレードの高い塗料で塗装してもすぐに剥がれてしまいます。下地の状態を的確に判断し、適切な工程で施工する必要があります。
下塗りについてはこちらの「外壁塗装の下塗りが重要な理由と手抜き工事を防ぐ対策方法」をご覧ください。
【鉄骨階段の上塗り】
下塗り後は上塗り剤で階段を仕上げていきます！奥まっているところや出っ張っているところは、塗膜が薄くなりやすいので、しっかり塗料を塗り重ねることが大切です。
建築用語では、奥まっているところを入隅、出っ張っているところを出隅と呼んでいます！
階段は既存と同じブラックで塗装しました。同じ色ですが、塗装前は全体的に白っぽく褪せていました。今回塗装したことで色ツヤがでて、見栄えが良くなりました！
手すりの桟のところも塗り残しがないように一本一本丁寧に塗ります。塗り残しがないことが前提ですが、工事は人の手で行われますので、万が一ということもあります。
塗装されていないところがあると、見栄えが悪くなるだけでなく、他のところよりも劣化を早めてしまいますので、塗装後は仕上がりに問題がないか細かくチェックしております！
上塗りを2回行なって階段の塗装完了です！鉄骨階段は普段から人が昇り降りするものです。錆びていると強度を落として危険ですから、安全性を保つためにサビが発生する前に塗装をすることが大切です。
当社は無料で建物診断を行っております。診断後は建物の状態や必要な工事について丁寧にご説明させていただきます。お住まいのメンテナンスのことで何かお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。
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