横浜市青葉区の外壁塗装工事にてサイディングの補修を行いました。
ご依頼いただいたお家の外壁のサイディングは大きく破損してしまっているところがありました。
今回、塗装するにあたって破損したサイディングを補修していきます。
【サイディング補修】
サイディングは窯業系のものが使われています。
灰色のところが基材になりますが、窯業系サイディングはセメントが原料で、表面には水が染み込まないように塗装がされています。
上の写真を見ていただければサイディングの構造がとてもわかりやすいのではないでしょうか。
塗装されている層と基材のところが上の写真で確認することができます。
また、サイディングの下には防水紙と合板が張ってあります。
合板まで水が染み込んでしまうと雨漏りしてしまいますので注意が必要です。
サイディングの補修は部分張りを行います。
まずは、破損したサイディングをきれいに剥がします。
サイディングを張り替えるには、1枚分のサイディングを剥がす必要があります。
破損したところだけでいいのでは?と思うかもしれませんが、サイディングは規格サイズとなってますので、同じサイズのサイディングが一枚一枚張ってあります。
破損したところだけ剥がすとなると継ぎ目が中途半端になり、見栄えが悪くなるばかりか、水が入りやすくなってしまうため、きれいな納まりとなるように1枚分のサイディングを剥がします。
【サイディング補修 下塗り】
サイディングを剥がした後は、防水紙を張ってから補修用のサイディングを張ります。
サイディングはいろいろな柄がありますので、補修を行う際は既存と類似する柄を選ぶ必要があります。
まったく違う柄を選んでしまうと既存と補修したところに違いが出て見栄えが悪くなってしまいます。
元々張ってあるサイディングと同じものがあれば違いが出ずに仕上がりもきれいになりますが、ほとんどのケースでは生産停止になっていて代用品を使うことが多いです。
補修用のサイディングを選ぶときは厚さに注意しなければいけません。
サイディングは14mm、16mm、18mm、21mmなど厚みに種類があります。
昔のサイディングだと12mm厚というものもありました。
既存のサイディングの厚みが違うと段差ができてしまいます。
見栄えだけでなく、こういった段差は水が入ってきてしまう要素となりますので、材料選定には注意が必要です。
それでは本日の現場レポートはここまでになります。
損傷しているところはそのままにしてしまうと後々不具合を起こしてしまう恐れがあり、塗装前にしっかり直しておくことが大切です。
特に防水に関わるところを放っておいてしまうと雨漏りしてしまい、建物に甚大な被害を与えてしまいます。
これからも長く大切なお家で住んでいくためにも、悪くなっているところは補修を行い、長く維持できるようにメンテナンスしましょう!
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