今回の現場レポートはシャッターの塗装の続きです。
前回で下地処理までの作業をお伝えしましたので、次は下塗りに入っていきます。
シャッターは鉄部ですので、錆止めを塗っていきます。
塗料は仕上げ剤が同じでも素材の違いで下塗り剤が変わってきます。
モルタルや窯業系の素材の場合はシーラー、鉄部は錆止め、などマニュアルで指示されていますので、それどおり材料を選んで塗装していくことが大切です。
下塗りができましたら中塗りです。
今回は既存と類似する色で仕上げています。
既存の色はシャッターの定番色であるアルミ色です。
鉄部の場合は、経年劣化により色あせてくると全体的に白くぼやけた色になってしまうので見栄えが古く見えてきます。
どんなにまわりがきれいになっても古いところが残っていると悪目立ちしてしまい美観性の向上につながらないため、外壁塗装を行うときは塗り残しがないように全体的に塗装をしてあげましょう。
中塗り完了後は上塗りです。
上塗りに移る際は、ちゃんと塗料が乾いてから塗り重ねることが重要です。
塗料が乾かないうちに塗装をしてしまうと硬化不良や密着性が悪くなる恐れがあり耐久性に影響します。
塗装は正しい施工と材料選定が大切で、塗料の性能を最大限発揮するために適切な工程を踏んでいかなければいけません。
塗装工事をお考えの方は、どんな風に工事が進んでいくか知っておくことも大切ですので、事前にチェックしておきましょう。
工事の流れについてはこちらの「塗装工事の流れ」をご覧ください。
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