今回の現場レポートは屋根塗装の仕上げ作業についてご紹介していきます。
屋根の下塗りが完了したら、次は仕上げの塗装に入っていきます。
塗料は下塗り剤と上塗り剤に分かれていまして、仕上げに使うのが上塗り剤です。
この工程でお客様に選んでいただいた色に仕上がっていきますので、建物の印象も少しずつ変わっていくのがわかります。
仕上げの塗装は中塗りと上塗りの合計2回になります。
下塗りを合わせると3回塗装することになりますが、3回塗装されていれば大丈夫というわけではありません。
よく塗る回数が大事だということを聞いたことはないでしょうか。
確かに塗る回数は大事なのですが、本当に大事なことは回数ではなく塗膜の厚さです。
3回塗装しても十分な塗膜厚になっていなければ塗料の性能は発揮されませんので、このような時は再度塗料を塗り重ねて塗膜に厚みを持たせます。
下塗りも同様で、劣化している屋根材は塗料の吸い込みが激しいことがありますので、十分な塗装ができない場合は下塗りも再度塗装していかなければいけません。
このように塗装は塗る回数も大切ですが、塗装した後の状態を見て、適切な塗膜の厚みになっているか判断して作業を進めることが大切です。
これから塗装工事を考えている方は今回お伝えしました「塗膜が適切な厚さになっていることが最も重要」ということを覚えておいてください。
当社は無料で建物の点検を行っております。
もし、お家のことで何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
点検についてはこちらの「現地見積もりについて」をご覧ください。
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