今回の現場レポートは雨樋の塗装を行いましたので、その作業をご紹介していきます。施工した雨樋は塩ビ製の雨樋で、こちらは経年劣化によって色褪せが起こっている状態です。
塩ビ製の雨樋が新しい状態の時は柔軟性があり、耐久性も高い性能を持っているのですが、年数が経つことにより素材が硬くなってくるため破損してしまうことがあります。
もし、雨樋が破損している場合は塗装前にしっかりと補修を行ってから塗装することが大切ですので、塗装を行う前に状態を点検し、問題がないか確認しましょう。
雨樋を塗装する前に下地処理を行います。上記の写真は雨樋をケレンしているところです。ケレンは塗布面に付着する旧塗膜を取り除く作業のことで、これから塗装する塗料の密着性を良くさせます。
ケレン後は下塗り、中塗り、上塗りと工程を進めていきます。
塩ビ製の雨樋が腐食することはありませんが、塗装が劣化したままだと外壁がきれいになっても古い雨樋が目立って見栄えを悪くさせてしまいます。建物の美観性は全体がきれいになっていることが大切ですので、塗装工事を行う際はできるだけ古い状態を残さずに仕上げていきましょう。
これから塗装工事を考えている方はこちらの「外壁塗装・屋根塗装の必要性」をご覧ください。
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