今回の現場レポートはコーキング工事の作業をお伝えしていきます。コーキングは防水工事によく使われる建材で屋外の他にお風呂や洗面所、キッチンなどの水まわりにもコーキングは用いられます。上記の写真の作業はPS（パイプスペース）のところにコーキングを打っているところです。
コーキングはこのPSの他にもガラリや玄関にも打っています。なぜそこにコーキングを打つかというと扉やPSなどと外壁の取り合い部には目視では確認しにくいのですが、わずかに隙間があいています。このまま隙間をあけっぱなしではいけませんので、その隙間を埋めるためにコーキングを打ちます。
隙間があいていれば見栄えは悪くなってしまいますし、外壁や屋根のように水に触れる場所では隙間から水が入ってしまうため雨漏りでもしたら大変です。コーキングは防水性があって水を通さないため、建物にある隙間を塞ぐために欠かせない建材となっています。
今回の工事で使用したコーキングはウレタン系です。コーキングはウレタン系の他にもシリコン系やアクリル系などがあり、それぞれ耐久性や特徴が異なります。また、塗装工事ではコーキングの上に塗料を塗りますので、塗料を弾かない変性コーキングを使用しています。
今回ご紹介したコーキングについては、こちらの「コーキングについて」でお伝えしていますのでご参考にしてください。
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