今回の現場レポートはアパート塗装工事の玄関塗装の続きをお伝えします。
養生と下地処理が完了しましたら下塗りを行っていきます。
塗装の工程は以下のように進んでいきます。
養生
↓
下地処理
↓
下塗り
↓
中塗り
↓
上塗り
詳しい塗装工程はこちらの「塗装工事の流れ」をご覧ください。
下塗りは下地と塗料の密着性を高めるものです。
下塗り剤は一般的にシーラーを使いますが、外壁など下地を調整しなければいけない場合はフィラーというものを使います。
既存状態や素材によって使う材料は異なりますので、しっかり現状を確認して適切な判断の元で作業にかかることが重要です。
こういった材料選定や作業については現場経験が大切になってきます。
下塗りが完了したら中塗りと上塗りの工程になります。
1回の塗装をしてからは塗料が乾くまで乾燥時間を設けます。
塗装が乾かないうちに塗り重ねてしまうと施工不良を起こす可能性がありますので注意しなければいけません。
乾燥時間の目安は施工マニュアルに指示されていますので、それに従い作業を行いますが、乾燥時間は天候や季節によって変わってきます。
ですので、その時の状況に応じて臨機応変に対応することが大事になります。
上塗り完了後はマスキングテープを剥がして完成です。
塗料は粘り気がありますのでムラがでやすいですが、それをきれいに仕上げるのが腕の見せ所です。
玄関のように外観の見栄えに影響するところでは、なおさら仕上がりのきれいさが重要となりますので、技術の高さを見せる場所になります。
*mu*