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外壁塗装で大事な下地処理とは?工程の種類や内容を解説します!

 2022年5月31日

外壁塗装で大事な下地処理とは?

せっかく外壁塗装をするのなら長持ちして欲しいですよね。

長く保ってくれるのは塗料のグレードだけではありません。

外壁塗装で下地処理が大事と言われているのはご存知ですか?

正しく下地処理ができるかどうかで塗装の品質も変わってきます。

下地処理は塗装の基本中の基本ですから、これから外壁塗装をご計画している方は下地処理とはどんな作業なのか、下地処理をしなかったら塗装はどうなってしまうのかを知っておきましょう!

 

【下地処理の種類】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

下地処理といってもいったいどんな作業をするのかわからないですよね。

下地処理の作業は一つだけではありません。

下地処理は以下の作業がありますのでご覧ください。

 

【下地処理の種類】

・高圧洗浄

・クラック補修

・シーリング打ち

・ケレン

 

それでは次に上記の各作業内容をご説明します。

 

【高圧洗浄】

高圧洗浄機を使って建物に付着する汚れを洗い流すのが高圧洗浄です。

現在では清掃機器メーカーのケルヒャーが家庭用の高圧洗浄機を販売し、一般的になりました。

高圧洗浄機は水圧をかけて洗浄するため水洗いでは難しいしつこい汚れも落とすことができます。

プロが使う高圧洗浄機は家庭用よりも水圧が強く、15Mpa以上のものを使って建物の汚れを落としていきます。

塗装をするのに汚れを落とす必要があるのか疑問に思われるかもしれませんが、塗装は下地に密着することで保っていられるため、汚れや古くなった塗装のカスなどが付着していると塗装がつきづらくなります。

塗装を下地に定着させるためには塗布面に付着する不純物を洗浄してきれいにしておくことが大切です。

 

高圧洗浄の作業はこちらの「現場レポート:神奈川県座間市 アパート 屋根・外壁塗装工事 屋根足場設置と高圧洗浄」でお伝えしておりますので、良ければこちらもご参考にしてください。

 

【クラック補修】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

建築用語で外壁のひび割れをクラックと呼んでいます。

クラックには「ヘアークラック」「構造クラック」があります。

クラックは損傷の程度によりますが、耐震性に影響が出てくるためなるべく早めに補修しておくことが大切です。

また、クラックがある場合は必ず塗装をする前に補修します。

クラックがあると水が侵入してくるため、劣化を早め、土台などの腐食やシロアリを寄せ付ける原因となります。

クラックを残すと塗装もひび割れしやすくなりますからクラック補修も塗装前に行っておく大事な下地処理です。

 

クラックについてはこちらの「外壁にひび割れが!クラックはそのままでいい?」でご説明しておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。

 

【シーリング打ち】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

シーリングとはポリマーを原料とする充填材で、コーキングとも呼んでいます。

シーリングはサイディングやALCなどの外壁材の目地剤、開口部や部材の取り合い部の充填材として用いられています。

建物の気密性と防水性を確保するために重要な施工です。

シーリングは太陽の紫外線などが原因して経年劣化してきます。

シーリングの劣化症状はひび割れ、破断、浮き、剥がれ、隙間などが起こります。

耐用年数は5〜10年ほどとそこまで長くはなく先に劣化もしてくるため、外壁塗装とシーリング工事は一緒にメンテナンスしておくことをおすすめします。

シーリングが古くなっていると雨漏りの原因となり、建物への被害も甚大なため、こちらも塗装前に必ず行なっておくことが大切です。

 

コーキングについてはこちらの「コーキングの特徴」もご参考にしてください。

 

【ケレン】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

ケレンは研磨作業のことで第一種から第四種まで方法が分類されています。

外壁塗装で行われるケレンは一般的に第三種と第四種です。

前述したように建物には汚れや古くなった塗装など不純物が付着しています。

高圧洗浄を行いますが、すべてを除去することはできないため塗装がつきやすくなるように塗布面を研磨して不純物を除去します。

また、ケレンには塗布面を平滑にする目的もあります。

下地が痛んだ状態だと表面が凸凹になっていて塗装をしてもきれいに仕上げることができません。

サンドペーパーや皮すき、ディスクサンダーなどの研磨工具を使って塗布面を磨き平らにすることもケレンの大事な作業です。

 

ケレンについてはこちらの「鉄部塗装の下地処理「ケレン」の重要性」でも解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。

 

【下地処理の重要性】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

それではなぜ下地処理が重要なのかを解説していきます。

下地処理が重要なのは以下の理由があるからです。

 

【下地処理が重要な理由】

・塗装が密着し、長持ちさせるため

・見栄え良くきれいに仕上げるため

・塗装後も不具合を起こさないため

 

なによりも塗装をして数ヶ月、数年で剥がれてしまってはお金がもったいないです。

外壁塗装の相場は50〜120万円ほどと高額。(建物の規模や工事内容によって費用は変わります)

 

H-makeの費用についてはこちらの「塗装工事の費用について」をご覧ください。

 

高額な費用をかけているのに短い周期で剥がれてしまっては経済的な負担も大きくなります。

メンテナンスコストを増やさないためにも平均以上の年数を維持できることが大切です。

長く塗装を維持するには下地処理が欠かせないですから、これから外壁塗装(もちろん屋根や付帯部の塗装も)をお考えの方は下地処理をちゃんとしてくれる業者に依頼しましょう。

 

業者選びについてはこちらの「塗装工事について」もご参考にしてください。

 

【H-makeはお客様に最適な工事プランをご提案します!】

外壁塗装で大事な下地処理とは?

ここまで下地処理の重要性についてお伝えしてきました。

外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、性能を保護するために重要な工事です。

これからも長く大切なお家をお使いいただくためにも適切な工事で建物をメンテナンスしていかなければなりません。

H-makeは建物診断を行なった後に建物に最適な工事プランをご提案致します。

建物診断は無料で実施しておりますのでメンテナス工事をお考えの方はぜひご利用ください!

 

無料診断についてはこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。

 

お客様がご満足していただける工事をご提供致しますので、気になることやご不明な点などなんでも構いませんのでお気軽にご相談ください。

 

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