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屋根は脱気緩衝が大事です!!

 2021年1月22日

施行中の現場の屋根から見える景色のお話をしたいと思います。

基本、足場に上がって作業をする我々には、我々にしか見えない景色ってものがあります。

そこで今回見つけたものが、屋根です!

一年半程前に外壁屋根塗装工事をした家なのです。

失礼な言い方ですが、屋根がなんだか汚い…

そう思ってよーく見てみたら、コーキングがブリードを起こしている屋根でした。

ブリードとは、コーキング材と塗料が反応して、黒ずんでしまう現象のことです。

ブリードしているだけでしたら、ノンブリードタイプ使ってないんだだけで終わりそうですが、何故屋根に大量のコーキングが使われているのかというのが一番気になるところです。

屋根の絶対埋めてはいけない重なりの隙間までコーキングで埋められてました。

はっきり言って、無知で素人の塗装屋さんが塗ったのかなとさえ思う、塗装です。

屋根と屋上防水を同じ感覚で考えてたのかなと思いました。

 

屋上防水は、密閉して水が入らないようにします。

50㎡以上の面積のものは脱気筒を着けて通気工法で行います。

 

屋根の場合は屋根材を重ねて張っていってるので、隙間は出来ていて通気ができるようにしておかないといけません。

塗装すると隙間がくっついて雨漏りの原因となることもあります。

 

その為、タスペーサーという隙間を確保する道具があって、それを差し込んで塗装を行います。

▶ 屋根塗装・タスペーサーについて詳しく知りたい方はこちら

そんな隙間を作る道具があるのに、あえてコーキングで隙間を埋めてしまう業者さんも居るのかと驚きました。

すぐにその家の施主様に声をかけさせてもらい、状況を説明させてもらいました。

その後、施工してもらった会社に直してもらうという話でまとまったみたいです。

まだ雨漏りがしてくる前に気付いて良かったと思いました^^

 

この様に、どちらだかわからない不安なことや、気になっていること何でもお気軽にご相談ください!

飛んでチェックしに行きます!!

よろしくお願い致します。

 

▶ 屋根・外壁の出張0円見積もり はこちら