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塗装が必要な屋根材と不要な屋根材を解説

 2024年5月23日

塗装が必要な屋根材と不要な屋根材を解説

「外壁塗装はよく聞くけれど、屋根も塗装する必要があるの?」

このような疑問はありませんか?

屋根は建物の大事な構造体の一つ。

雨漏りのリスクがありますので、定期的に適切なメンテナンスを行っていく必要があります。

本記事では、屋根塗装の必要性について解説したいと思います!

屋根塗装は必要?塗装する目的について

屋根塗装は足場を組むため、工事費もそれなりに掛かります。

相場では40万円〜となっておりますので、塗装する必要がなければ維持費の節約になります。

それでは屋根に塗装する必要がないかというとそうではありません。

屋根材には塗装が必要なものと不要なものがあります。

それでは、まず屋根塗装をする目的について見ていきましょう。

塗装をする目的は「美観の保持」と「屋根材の耐久性の維持」

屋根は雨や風、太陽光、車の排気ガス、砂埃など様々なものにさらされています。

年数の経過で劣化が進行してくるため、耐久性や性能を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

もちろん屋根塗装も大事なメンテナンスの一つです。

屋根が劣化してくると美観性が低下し、風雨などからの影響も強く受けるようになります。

塗装はこのような劣化を防ぐことを目的に行っています。

具体的には、屋根塗装は「屋根の美観性を保つこと」「屋根材の耐久性を守ること」の2つの目的があります。

ただし、屋根塗装はすべての屋根材に必要というわけではありません。

それでは次の項で屋根材の塗装対応についてご説明します。

 

外壁塗装の必要性や目的についてはこちらの「どうして外壁塗装は必要?塗装をする目的について」をご覧ください。

 

塗装が必要な屋根材と塗装できない屋根材

屋根材は瓦、スレート、セメント瓦、アスファルトシングル、トタン、立平、横葺きなどいろいろな種類があります。

これらの屋根材の中で塗装が必要なのはこちらの屋根材です。

 

【塗装が必要な屋根材】

・スレート

・セメント瓦

・トタン

・鋼製屋根

 

まず馴染み深い日本瓦は塗装をする必要はありません

同じ瓦の洋瓦も同様でして、これらは粘土を原料としており、焼成して成形し、非常に優れた耐久性と防水性を有しています。

ただし、瓦の形を模したセメント瓦は、名前の通りセメントが原料で、塗装で防水性を保っています。

塗装が摩耗していると保水するようになって破損を起こしやすくなるため、定期的に塗装する必要があります

屋根の塗装は必要?塗装をする目的と注意点を解説!

同じセメントを原料にしている屋根材はスレートもあります。

スレートはコロニアル、カラーベストとも呼ばれており、多くの住宅の屋根に普及しています。

厚さ5mmほどと薄い屋根材のため、塗装が摩耗すると湿潤状態が繰り返されてひび割れなどの破損を起こします

屋根の塗装は必要?塗装をする目的と注意点を解説!

次に塗装が必要なのは金属屋根です。

金属は風化により錆を発生させ、それが雨漏りの原因になることがあります。

風雨からの劣化を防ぐ役割がありますので、金属屋根は錆びる前に塗装することが重要です。

屋根の塗装は必要?塗装をする目的と注意点を解説!

ただし、ガルバリウム鋼板の屋根材は基本的に塗装する必要はありません。

ガルバリウムはアルミと亜鉛、シリコンで構成するメッキ層をもつ鋼板でして、錆びにくく耐久性の高い金属です。

塗装が必要なのは錆びる可能性があるトタンや鋼(スチール)です。

ガルバリウム鋼板はメッキが剥がれると鋼板が露出するため、このようなケースでは塗装が必要です。

塗膜が密着しにくい素材なので、下地処理や下塗りが特殊になります。

もし、ガルバリウム鋼板を塗装する場合は、施工実績がある業者にご依頼ください

 

屋根塗装の流れについてこちらの「屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント」をご覧ください。

 

塗装できないスレート

屋根の塗装は必要?塗装をする目的と注意点を解説!

スレートは防水性を保つために塗装が必要ですが、スレートの中には塗装できないものもあります。

 

・パミール

・コロニアルNEO

・アーバニー

・セキスイかわらU

など

 

上記のスレート(セメント系屋根含む)は規制によりアスベストを取り除いた初期のスレートです。

ノンアスベスト屋根と呼ばれており、ミルフィーユ状に層間剥離を起こす問題が多く報告されています。

脆弱で脆くこれらの屋根材は塗装不可となっており、葺き替えやカバー工法を推奨しています

劣化が進行している屋根は塗装以外のメンテナンスが必要!

屋根の重要な防水層は屋根材ではなくてルーフィングです。

屋根材が割れていてもルーフィングがしっかりと防水性を保っていれば雨漏りすることはありません。

屋根は雨漏りの原因となりやすいところです。

劣化が進行しているとそれだけルーフィングにもダメージを与えてしまっている可能性があります。

ですから、劣化が激しい場合は塗装ではなく、葺き替えやカバー工法で屋根を新しくしていただくことをおすすめします。

屋根の塗装が必要か気になったらH-makeにご相談ください!

屋根塗装は建物の美観性を保ち、屋根材の寿命を延ばすことにつながります。

スレートやセメント瓦などのセメント系屋根、錆びる可能性があるトタンや鋼製の屋根は、屋根の維持のために定期的に塗装が必要です。

屋根は下からでは状態がどうなっているか見えませんので、タイミングよく塗装できるように定期的に屋根点検の実施をおすすめします。

H-makeは建物診断や見積もりを無料で行っておりますので、屋根塗装が必要か気になっている方はお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。

 

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