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屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

 2022年9月30日

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

屋根塗装は外壁と同じように正しい手順で塗装をしなければいけません。塗装工事は何回も行うものではありませんから、工事について熟知しているという方は少ないのではないでしょうか。

これから屋根塗装を考えている方は、どんな流れで工事をするのか、各工程の意味などを知っておくことをおすすめします。

 

工事の流れや工程の意味を知っておくことで

 

「工事スケジュールが立てやすくなる」

「いつ工事が終わるのか進捗状況を把握しやすくなる」

「手抜き工事を防ぐことができる」

 

という大きなメリットがあります。

 

ここでご紹介する屋根塗装の流れや工程内容を知って、屋根塗装を成功させましょう!

 

【屋根塗装の流れ】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

屋根塗装の流れは以下の順序で進みます。

足場設置
高圧洗浄
下地処理・補修
下塗り
縁切り
中塗り〜上塗り
最終点検〜足場撤去

それでは各工程の作業内容や大事なポイントについてお伝えしていきます!

【①足場設置】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

労働安全衛生規則により、高所作業を伴う工事は足場を設置しなければいけません。屋根塗装は高所作業となりますので、工事開始日に足場を設置します。

足場は設置ごとに費用が掛かりますので、このタイミングで外壁塗装などの高所作業となるメンテナンスも一緒に行っておくことをおすすめします。

詳しくはこちらの「塗装工事の足場は必要?工事をするのなら外壁と屋根をセットでお得に!」をご覧ください。

【②高圧洗浄】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

高圧洗浄は屋根に付着する汚れや古くなった塗装を洗い流す作業です。とくに屋根はコケが生えていることがありますので、不純物が残らないように洗浄します。

高圧洗浄は屋根をきれいにするという目的の他に塗装が密着しやすい状態に下地を整えるために行います。塗装をすれば汚れなどは見えなくなりますが、洗浄をしないで塗装してしまうと密着性が悪くなり、すぐに塗装が剥がれてしまう可能性がありますのでご注意ください。

【③下地処理・補修】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

下地処理や補修は以下の作業があります。

【屋根の下地処理・補修作業】

・ケレン

・屋根材補修

・棟板金補修

・コーキング打設

ケレンとはサンドペーパーやケレンパッドなどの研磨剤を使って塗布面を磨く作業のことです。高圧洗浄だけでは、完全に不純物を除去することができませんのでケレンを行います。

屋根材や棟板金に不具合がある場合は塗装前に補修しておきます。屋根材は経年劣化でひび割れていることがありますので、シーリングでひび割れを塞ぎます。

棟板金は風に飛ばされてしまう被害が多く起きていますので状態にはご注意ください。「釘抜け」「接合部のシーリングの劣化」「棟板金の歪みや浮き、外れ」などの症状がある場合は早急に修理することをおすすめします。

棟板金工事についてはこちらの「強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説」をご覧ください。

【④下塗り】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

下塗りには塗装の密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。一般的に使用する下塗り剤はシーラーです。上塗り剤との相性もありますので、適切な下塗り剤を選ぶ必要があります。

屋根は風雨にさらされて下地が傷んでいます。傷んでいる下地は塗料の吸い込みが多くなりますので、必要な塗膜厚を確保できない場合は、規定の厚みになるまで塗り重ねる必要があります。下塗りは基本的に1回塗りですが、塗膜の付き方に応じて適切な判断をすることが大事です。

【⑤縁切り】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

縁切りとは屋根に隙間を設ける作業のことです。スレート屋根のような隙間が少ない屋根材に縁切りを行います。屋根材が重なっているところは、完全に密閉されているわけではなく隙間があり、ここから水が抜けたり、通気が取れたりします。

塗装をすると塗膜でその隙間を塞いでしまうため、屋根塗装では縁切りを行なって隙間を設けていきます。現在ではタスペーサーという部材を使って縁切りすることが多いです。

すべての屋根に縁切りが必要というわけではありませんが、縁切りを怠ると雨漏りを引き起こす原因となりますのでご注意ください。

縁切りやタスペーサーについてはこちらの「屋根塗装」をご覧ください。

【⑥中塗り〜上塗り】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

中塗りと上塗りの工程から屋根が着色されていきます。ここでは同じ上塗り材を使用して塗料を塗り重ねます。塗装工程を分けているのは一度に塗れる塗料の量が決まっているからで、一気にたくさんの量を塗ってしまうと塗膜が膨れて施工不良を起こします。上塗り剤は屋根の美観と性能を保護する性能があります。

塗料の種類についてはこちらの「塗料について」をご覧ください。

【⑦最終点検〜足場撤去】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

屋根塗装の工程が完了したら最後に施工に問題がないか確認します。とく屋根は下からでは状態を見ることができませんから、お施主様は写真を撮ってもらい仕上がりを確認しましょう。仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して屋根塗装の完了となります。

先ほどもお伝えしたように屋根は下からでは状態を見ることができないため、施工後だけでなく、点検時や施工前、各工程の写真を撮ってもらうことをおすすめします。

外壁塗装や屋根塗装のタイミングについてはこちらの「【外壁塗装・屋根塗装のタイミング】劣化症状は塗装のサイン!」をご覧ください。

【屋根塗装ならH-makeにおまかせください!】

屋根塗装工事の流れと工程ごとの知っておきたいポイント

屋根は太陽の紫外線や風雨にさらされてダメージを負っています。雨漏りの原因にもなりやすい場所ですから、状態には注意して定期的にメンテナンスをしておきましょう。

屋根塗装は建物の美観性の向上と屋根の保護の効果があります。これからも長くお使いいただくために適切なタイミングで塗装を実施ください。

H-makeは無料で建物診断を実施しておりますので、メンテナンスのことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断についてはこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。

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