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コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

 2022年8月31日

コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

外壁塗装の時はコーキング工事も一緒がおすすめです。コーキングは建物を維持するために必要なメンテナンスですから、これから工事をお考えの方はぜひご検討ください。今回はコーキング工事とはどんな工事か、メンテナスのタイミング、工事の流れなどについて解説します!

【コーキング工事とは?】

コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

コーキングは建物の気密性や防水性を保つために行う工事です。コーキングが古くなると水の侵入口を作り、建物の劣化を早める原因となってしまうため、定期的にメンテナンスをしておく必要があります。コーキングが打たれているところは、外壁の干渉を防ぐ目地や部材同士が接する継ぎ目などです。隙間があると水が入ってしまうため、コーキングで防水します。また、建物は地震や風、車の振動などで常に揺れています。サイディングやALCなどのパネル型の外壁は、その揺れで干渉するため目地を設けています。その目地に打設しているのがコーキングです。コーキングはゴムのように弾力性があり、建物の揺れに追従できる性質を持っています。コーキングのことをシーリングとも呼んでいて、塗装工事ではどちらも同じ意味で扱っております。外壁の下は防水紙が張ってありますので、コーキングが劣化していてもすぐに雨漏りすることはありません。しかし、長期間水が入り続ければ劣化を早めて、いずれ雨漏りしてしまうため、コーキングを正常な状態に保っておくことが大切です。

【コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング】

コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

コーキングは太陽の紫外線や風雨などにさらされて経年劣化してきます。経年劣化するとコーキングに含まれる可塑剤が流出して痩せてくるため、柔軟性が失われてきます。

ひび割れ、破断、剥がれ、浮きなどの劣化症状が現れてきますので、メンテナンスのタイミングを逃さないようにしましょう。

コーキングの耐用年数は5〜10年ほどです。

塗装と比べて少し保ちが悪いと思うかもしれませんが、建物の防水性や気密性を保つためには、劣化している状態を放置するのは避けたいところです。

現在では技術向上により、耐久性の高いコーキングも登場しました。

当社でも扱っている「オートンイクシード」は可塑剤を配合せず、長期的に柔軟性を失わない性能を実現しております。耐用年数は30年と長寿命ですから、これからコーキング工事をお考えの方は、オートンイクシードをぜひご検討してみてください。

詳しくはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

【コーキング工事の種類】

コーキング工事は「打ち替え」と「増し打ち」があります。

どちらの工法が優れているかというのではなく、状況に応じて適した工法を採用することが大事です。

それでは各工法の違いについてご説明していきます。

 

【コーキングの打ち替え】

コーキングの打ち替えは、古くなったコーキングを撤去して、新しいコーキングを打設していく工法です。一般的なコーキング工事の方法で、コーキングの厚みもちゃんと確保することができます。

コーキング厚は10mmを基準にしており、厚みが薄くなると耐久性が落ちてしまいます。

ただし、入隅や窓などの開口部は、コーキングを撤去するときに防水紙まで傷つけてしまう可能性があり、雨漏りの原因になります。コーキング厚を確保できるメリットはありますが、施工する場所よっては水が入り込むデメリットもありますので、状況に応じて工法を変えることが大事です。

 

【コーキングの増し打ち】

コーキングの増し打ちは、元々のコーキングを残したまま、その上に新しいコーキングを打つ工法です。

打ち替えと比べるとコーキング厚は薄くなりますが、コーキング撤去時の防水紙や外壁などを傷つけるリスクがなく、コーキングを新しくすることができます。

懸念点はコーキング厚が薄くなることですが、三角コーキングなど増し打ちでも厚みを確保することは可能です。また、表面の古くなったコーキングはできるかぎり撤去しておけば、その分のコーキングの厚みを確保することできます。

状況に応じて工法を採用していくことが大事ですが、雨漏りのリスクがない場合は基本的に「打ち替え」で行うことをおすすめします。

 

【コーキング工事の流れ】

コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

コーキング工事(打ち替え)は以下の流れで行われます。

 

1:既存コーキングの撤去

2:マスキングテープ養生

3:コーキング打設部のプライマー下塗り

4:コーキング打設

5:コーキングのヘラ押さえ仕上げ

 

コーキング工事は雨の日はできません。作業を行うときは天気予報を確認して、雨が降らない日に作業を行います。

塗装工事のときはコーキング補修なども一緒に行います。

塗装工事の流れについてはこちらから

 

外壁目地を二面接着で仕上げている建物もあります。

メンテナスをするときは、既存と同じ工法で行うことが大切です。

二面接着とは目地の底面を接着せずに両端の2面のみ接着する方法です。底面が接着されていないことで、建物の揺れに追従しやすくなり、コーキングのひび割れなどを抑えてくれます。二面接着されている場合は、同じ方法でメンテナンスする必要がありますので、目地底面にボンドブレーカーを貼る必要があります。

【コーキング工事は外壁塗装と一緒がおすすめ】

コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ

建物全体のコーキングをメンテナンスするときは足場を設置する必要があります。足場は15〜25万円ほどかかり高額です。できるだけコストを節約するには、同じタイミングでいろいろなメンテナンス工事をすることです。コーキング工事は外壁塗装と作業が被りますので、一緒に工事しておくことをお勧めします。別々に工事をしてしまうと、次に工事をするときに余計な工事が入ってきてしまってコストも割高です。これから外壁塗装やコーキング工事をお考えの方は、一緒に工事ができないか、ぜひご検討してみてください。

塗装工事の必要性についてはこちらの「外壁塗装・屋根塗装の必要性」をご覧ください。

 

H-makeは無料で建物診断を実施しております。お家のことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断についてはこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。

 

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