外壁塗装業者の中には平気で手抜きをする杜撰な業者も残念ながら存在します。
外壁塗装の相場は51〜120万円ほどですから、そう簡単にやり直せる工事ではありません。
さらに工事をしてからは、その建物を十数年とご使用いただくわけですから、絶対に失敗したくないですよね。
外壁塗装を行う上で正しい塗装方法など大切なことはたくさんありますが、なによりも信頼できる業者に工事を依頼しなければなりません。
本記事では、悪徳業者に騙されないために、外壁塗装業者の選び方について徹底解説いたします!
こんな業者は要注意!悪徳業者の特徴
杜撰な工事をしたり、工事内容に見合っていない高額な費用を請求してきたりする業者には、いくつか決まった特徴があります。
業者選びは外壁塗装を始める大切な一歩ですから、信頼できる業者に工事をお願いできるように、慎重に業者を見極めるようにしましょう。
悪徳業者にはこのような特徴があります。
・不安を煽る
・根拠のない大幅な値引きがある
・何も問題がないのに嘘をついて工事をさせようと誘導する
・甘い言葉を入り口にして営業する
・説明や見積もりが曖昧
・考える時間を与えない
それでは上記の特徴についてご説明いたしますね!
「雨漏りしますよ!」不安を煽る営業マン
「雨漏りしますよ!」
突然そんなことを言われたら不安になってしまいますよね?
ですが、これが悪徳業者の常套手段であり、冷静になって対応しなければなりません。
塗装は建物を守る大事なメンテナンスですが、塗装が古くなっていてもすぐに雨漏りすることはありません。
もし雨漏りする危険性が高い場合は、外壁の崩落やコーキングの剥がれなど、それ相応の被害がはっきりと出ているはずです。
どうして雨漏りする危険性があるのか聞いても具体的に説明できなければ、その業者はただ不安を煽って工事をしてもらおうとしているだけかもしれません。
突然「雨漏りする」と言われたら焦ってしまうかもしれませんが、他の業者に「こんな指摘があった」と相談してみてください。
これまでの経験からだと、実はなにもないことがほとんどですよ!
「今日契約してくれれば半額にします!」根拠のない大幅な値引きがある
「今日契約してくれれば半額にします!」
「キャンペーン中でして足場代が無料です!」
外壁塗装はけっして安い工事ではありませんから、少しでも安くなるのは有り難いですよね。
しかし、このような甘い言葉で契約を誘ってくる業者は要注意です!
値引き自体は悪くありませんが、根拠のない値引きは気をつけなければなりません。
外壁塗装のコストは「材料費」「人件費」「諸経費」が掛かります。
ここで工事の質を落とさずに節約できるとしたら材料費もしくは業者の利益です。
しかし、業者も利益を得なければ経営していけませんので、削れる部分も限度があります。
材料費についても塗料のグレードを落とすことになり、ご希望の範囲を逸脱するのはおすすめできません。
根拠のない値引きは、いったいどこのコストを削っているか分からないため、安いからという理由で飛びついてしまうとひどい工事をさせられてしまうかもしれません。
工事費についてはこちらの「外壁塗装・屋根塗装の相場価格」をご覧ください。
本当は何もないのに問題があるように平気で嘘をつく
まだ塗装しなくても大丈夫なのに、嘘をついて工事をさせようとする業者もいます。
ひどい業者だとわざと壊して、あたかも前からあったかのように言って修理させようとする手口もありますので、むやみに点検させるのも気をつけなければなりません。
人為的なものと自然的なものでは、あきらかに壊れ方が違います。
次の項で詳しくご説明しますが、これは点検商法というもので、訪問販売業者がよくやる手口です。
怪しい業者には安易に点検させないようにしましょう。
「無料で点検します!」点検商法の罠
点検商法のトラブルは年々増加傾向にあります。
点検商法は訪問販売業者がよくやる手口でして、こちらのようなやり方で営業してきます。
「近くで工事をしていて屋根が壊れているのが見えました。点検させてください」
「キャンペーン中で無料点検しています」
建物の異常を知らせてくれて、一見すると親切そうに見えますが、実は契約へのただの口実でしかありません。
隙を見せてしまうと営業マンのペースに巻き込まれてしまうので、毅然な対応でお断りをしましょう。
説明や見積もりの内訳が曖昧
業者を見極めるポイントが「工事内容の説明」と「見積もりの内訳」です。
こちらが具体的になっていなければ、どんな工事をするのか分かりません。
工事内容や使用する塗料など聞いても具体的な説明がなければその業者は注意したほうがいいでしょう。
また、見積もりも「一式工事」でまとめられていたら要注意です。
見積もりはどんな工事をするのか書類で示している大事なものです。
見積もりの内訳には「使用する塗料」「工事範囲」「単価や工事金額」などが具体的に書いてある必要があります。
見積もりの一式工事には工事内容がはっきり示されていませんので、それで判断するのはトラブルの元です。
考える時間を与えないで、契約を迫ってくる
見積もりをもらったらしばらく検討する時間が欲しいですし、他の業者からも話を聞きたいですよね。
ですが、そこで考えさせる時間を与えようとしない業者がいましたら、その業者には工事を依頼しないほうがいいでしょう。
その日のうちに契約を迫ってくる業者は、そもそも考えさせたくないから値引きなど強引な営業をしてきます。
このような手法を取る業者は、トラブルになる確率が非常に高いですから、絶対に契約をしないでください。
業者選びについてはこちらの「本当に外壁塗装工事をする時期?長く付き合える業者の選び方」もご参考にしてください。
外壁塗装をするときは必ず相見積もりをしましょう!
ここまで悪徳業者の特徴をご紹介させていただきました。
外壁塗装は業者選びがとても大切なので、複数の業者に声をかけて慎重に見極める必要があります。
相見積もりは基本なので、とくに初めて外壁塗装を考えている方は、一社に絞らずに2〜3社ほど声をかけて見積もりをお取りください。
H-makeは建物診断や見積もりを無料で行っております。
診断後はお客様のご要望に沿ってぴったりな工事プランをご提案させていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。
“mu”
横浜市、川崎市で、塗装工事、屋根工事のことなら、株式会社H-makeへお気軽にご相談ください。