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コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

 2024年4月23日

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

お住まいのメンテナンスをする際は、ぜひコーキング工事も定期的に行うことをおすすめします。

コーキングは建物の防水性や気密性を保つ大事な役割を担っています。

年数が経過すると様々な劣化症状が現れてきますので、劣化したまま放っておいてしまわないように適切なタイミングでメンテナンスをしましょう。

本日は、タイミングよくコーキングのメンテナンスができるように、コーキングの劣化症状について解説いたします!

コーキングの耐用年数は10年前後

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

メンテナンスのおおよそのタイミングを把握するために、コーキングの耐用年数を押さえておきましょう。

コーキングの耐用年数は10年程度

詳しくは後述しますが、10年ほど経ってくると様々な劣化症状が現れてきます。

劣化症状も見ながら、10年ほど経っていたらメンテナンスを考える時期です。

 

コーキングのメンテナンスのタイミングはこちらの「コーキング工事とは?メンテナンスのタイミングと工事の流れ」もご参考にしてみてください。

 

近年では塗料の性能が向上して長寿命なものも出てきました。

コーキング工事は外壁塗装とよく一緒に行われることが多いですから、コーキングも長寿命なものをおすすめします。

H-makeでは高耐久のコーキングもご用意しております。

オートンイクシードは耐用年数が20〜30年と耐久性に優れておりますので、ぜひご検討してみてください。

 

詳しくはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

陽がよく当たるところは注意!

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

コーキングの弱点は紫外線です。

診断をしていると太陽の陽が当たりやすいベランダ側のコーキングが先に劣化しているのをよく見ます。

ベランダは東側や南側に配置されていますので、こちらの方角は先にコーキングが劣化していることが多く、状態には注意しておきたいところです。

ベランダは雨漏りを起こしやすいところでもありますので、しっかりと防水性は保っておきましょう。

 

ベランダ防水についてはこちらの「防水工事はどんな工事?雨漏りを防ぐ大事なメンテナンス」をご覧ください。

 

コーキングが劣化する原因

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

それではもう少しコーキングが劣化する原因を見ていきましょう。

コーキングが劣化する原因はこちらの要素があります。

 

・紫外線

・年数の経過

・施工不良

 

コーキングは柔軟性を保つために可塑剤を配合しています。

その可塑剤が紫外線に触れると少しずつ流出し、コーキングが痩せる現象が起きます。

そうなるとだんだんコーキングの柔軟性も失われていき、建物の動きに対して追従できなくなり、ひび割れや破断などの症状が発生、防水性や気密性を保つことができなくなります。

ちなみに上記でご紹介したオートンイクシードは、可塑剤を配合せずに柔軟性を長期間保つ仕組みになっています。

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

コーキングの原因は紫外線ですが、これは自然的なものですから防ぐことはできません。

ですから、年数が経てば必然的にコーキングは劣化します。

しかし、工事してからまだ日が浅いうちになにかしら不具合を起こす場合は、施工不良を疑いましょう。

コーキングにはブリード現象という施工不良があります。

ブリード現象とは、コーキングと塗料が反応して変色ベタつきを起こす症状のことです。

ブリード現象はコーキングの可塑剤が原因で起こる症状でして、現在ではブリード現象を防ぐノンブリードタイプのコーキングが出ております。

材料選定を誤ってしまうとこのような施工不良を起こすため、短期間で不具合が起きている場合は、施工してもらった業者に早めにお伝えください

 

H-makeは建物診断や見積もりを無料で行っております。

お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「現地見積について」をご覧ください。

 

コーキングが劣化すると現れる劣化症状

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

変色

コーキングが劣化すると色が変わってきます。

最初は艶がありますが、だんだん光沢感が失われて黒く変色します。

ブリード現象は、施工後の短い期間のうちに変色を起こしますので、気がつかずに放置してしまわないようにご注意ください。

痩せ・縮み

可塑剤が溶け出すとコーキングが痩せてしまいます。

コーキングが痩せると隙間ができますので、そこから内部に水が入りやすくなります。

コーキングの劣化が雨漏りを引き起こす原因の一つでもありますので、状態には注意しておきましょう。

ひび割れ・破断

可塑剤が抜けてくるとコーキングの柔軟性が失われて動きに対して追従できなくなってきます。

最初は柔らかく伸び縮みする性質がだんだん硬質化してひび割れや破断を起こします。

痩せや縮みと同様に水が内部に入りやすくなりますので、防水性を保つためにメンテナンスを考えていただく時期です。

剥離

コーキングの剥離は経年劣化の他にプライマーの塗り忘れ、雨による中断後、下地処理が適切に行われていないなどの施工不良でも起こります。

施工不良は工事をしてから短期間で起こりますので、すぐに症状が出る場合は工事を依頼した業者にご連絡ください。

10年程度経過している場合は、経年劣化が考えられます。

コーキングの劣化症状はメンテナンスを考えていただくタイミング!

コーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミング

ここまでコーキングの劣化症状とメンテナンスのタイミングについてお伝えしてきました。

コーキングは建物の防水性と気密性を保つ大事な役割を担っております。

コーキングの劣化が雨漏りを引き起こす原因にもなりますので、状態を維持するために定期的にメンテナンスを行いください。

コーキング工事は外壁塗装と一緒によく行われます。

同じタイミングで工事をすると次のメンテナンス時期が合わせやすくなり、足場代の節約にもなります。

これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひコーキング工事もご一緒にご検討ください。

 

コーキング工事についてはこちらの「コーキング工事の打ち替えと増し打ちの違い・工法の使い分けについて解説!」もぜひご覧になってください!

 

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