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強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説

 2022年6月30日

強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説

屋根の最上部にある頂点のところを棟と呼んでいます。ここには棟板金という板金部材が取り付けられており、定期的にメンテナンスすることをおすすめしたいです。

棟板金は高い場所にありますから傷んでいても気づかずにそのままにされてしまうことが多い場所です。損傷などの被害が出てからでは遅いですから、棟板金にかぎらずですが屋根は定期的に状態を点検しましょう。今回は棟板金の修理の必要性や修理方法などをお伝えします。

 

【なぜ定期的に棟板金の修理が必要なのか】

強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説

屋根はなにも遮るものがありませんから、風や雨、太陽の紫外線などにさらされる過酷な環境にあります。また、屋根は高い場所にありますから劣化していても目に入らずにそのまま放置されてしまうことも多いです。劣化を放置してしまうとさまざまな劣化症状を起こし、やがて損傷してしまいます。

屋根は風雨から建物を守っていますから損傷してしまうと最悪は雨漏りを引き起こしてしまいます。棟板金も例外ではありませんから、定期的に点検を実施し、不具合や劣化が進んでいたらその都度修理が必要です。以下に棟板金の修理の必要性をお伝えしておりますのでご覧ください。

 

【経年劣化や風のあおりで棟板金に不具合が出る】

棟板金は太陽の熱で伸縮・膨張を繰り返しています。この動きにより棟板金を固定している釘が抜けてしまったり、釘穴から水が入ってきて下地を腐食させてしまったりと年数の経過で徐々に劣化症状が現れてきます。棟板金で起きる劣化症状は以下の症状があります。

 

【棟板金の劣化症状】

・釘抜け

・シーリングの劣化

・下地の腐食

・棟板金の外れ、歪み

 

【台風など強風の時期は棟板金が風に飛ばされる被害が多くなる】

棟板金は風にあおられるため、下地に釘がしっかり効いていないと浮いてしまったり、外れてしまったりします。強い風に押され続けると棟板金が歪んでしまうこともあります。台風や季節風など強風が多くなる時期は、棟板金が風に飛ばされてしまう被害が多く起きています。

飛ばされた棟板金が近隣の建物や車にぶつかって傷つけてしまうことも起きていますので、不具合や劣化を放置しないことが大切です。しかし、高い場所にあることもあって中々異変に気づけない欠点があります。不具合を見つけてから対処するよりも定期的に点検を実施して、早期に異変を発見することが望ましいです。天候が荒れた日などは屋根が損傷している可能性もあるため、業者に依頼して点検してもらいましょう。

 

【棟板金の修理方法】

強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説

それでは次に棟板金の修理方法についてお伝えします。損傷状態によって修理方法も異なってきますから、状態に合わせて適切な修理をしましょう。

 

【棟板金交換】

棟板金交換は板金部材と下地を交換します。手順は以下になります。

 

1:棟板金と下地の取り外し

2:新規下地取り付け

3:新規棟板金取り付け

4:釘打ち〜シーリング打ち

5:完成

 

棟板金の交換は下地の腐食、棟板金の歪み、外れなどの大きく損傷しているときに行います。足場を組む必要がありますので、屋根塗装や外壁塗装など高所作業となるメンテナンスも一緒に行っておくことをお勧めします。屋根塗装と外壁塗装については下のページをご覧ください。

 

「外壁塗装」

「屋根塗装」

 

【棟板金の釘(ビス)打ち】

棟板金に打っている釘が抜けている場合は再打ち込みで補修します。この補修をするには下地が腐食していないことが条件です。もし、下地が腐食していたら釘が効いてくれませんので、下地を交換する必要があります。

下地が腐食していると棟板金が風に煽られやすくなり、最悪は外れてしまいますので注意しましょう。打ち込むときは釘の他にビスを使う時もあります。打ち込んだ箇所にはシーリングを打って水が入らないように防水処理をします。

 

【棟板金のシーリング補修】

棟板金は1本の部材が取り付けられているのではなく、複数の棟板金を接合して取り付けています。接合時にできる隙間はシーリングで埋めますが、太陽の紫外線などで経年劣化しているとひび割れや破断などの症状がでて、水の侵入口となります。下地を腐食させる原因となりますので、シーリングも定期的に新しくしておくことをおすすめします。

 

コーキングについてはこちらから

 

【火災保険で修理できることも!棟板金工事は屋根塗装とご一緒に!】

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ここまで棟板金の修理についてお伝えしました。棟板金の被害は多く、強風などの自然災害が原因していることも多いです。自然災害が原因している場合は火災保険で修理できる場合もありますので、もし該当する方はぜひ保険を利用して修理しましょう。H-makeでも火災保険のご相談をお待ちしておりますので、お困りのことがございましたらぜひご相談ください!

 

火災保険についてはこちらの「火災保険を使った修繕工事」をご覧ください。

 

また、足場を組む工事ですので、このタイミングで屋根塗装や外壁塗装などの高所作業となるメンテナンス工事も一緒に行っておくことをおすすめします。まとめて工事をすることで足場代の節約になりますので、ぜひご検討ください!

 

“mu”

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