外壁塗装を行う際に気になるのが「どんな塗料を選ぶか」ではないでしょうか?
選ぶ塗料で価格や性能、次の塗り替え時期などが決まります。
外壁塗装は簡単にやり直せる工事ではありません。
高額な工事ですから、後悔なく工事を成功させたいですよね。
本日は外壁塗装の塗料を選ぶポイントを解説いたします。
【塗料の種類】
外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料は「樹脂塗料」というものです。
「樹脂塗料」は「樹脂+顔料+添加剤+希釈剤」で構成されています。
添加剤は機能性を付加させるためのもの、希釈剤は塗料を液体にするためのものです。
また、クリヤー塗料はこの構成物にある顔料が配合されていない塗料でして、顔料が含まれていませんから無色透明な塗料となっており、柄が施されている窯業系サイディングによく用いられます。
塗料の種類は主に「配合されている樹脂の違い」で分けられています。
樹脂塗料はこちらの種類があります。
・アクリル樹脂塗料
・ウレタン樹脂塗料
・シリコン樹脂塗料
・フッ素樹脂塗料
各塗料で耐用年数や価格が異なり、グレードが高くなるほど高性能になっています。
塗料の詳しいことはこちらの「外壁塗装、屋根塗装の塗料の選び方」で解説しております。
塗料の詳細についてはこちらをご覧ください。
それでは数ある塗料の中から最適な塗料を選ぶためにはどうすればいいのか、ポイントをお伝えいたします。
【塗料選びのポイント】
塗料を選ぶときはこちらの4つのポイントが大切です。
①予算
②耐用年数
③機能性
④メーカー
これらの4つのポイントを具体的に解説いたします。
【①最初のステップは予算を決める】
はじめに決めておくことが「予算」です。
塗料は安価なものから高価なものまで幅広くあります。
予算を決めておかないとたくさんの塗料を吟味していかなければなりませんからとても大変です。
予算を決めておけば、選択できる塗料の範囲を絞ることができます。
まずは予算を決めてから、その範囲にある塗料を確認しましょう。
【②耐用年数を決めると塗料の種類を絞れる】
次に大事なのが「耐用年数」です。
塗料は種類によって耐用年数が異なります。
いくら安価な塗料であってもたった5年くらいしか保つことができなかったら余計にお金が掛かってしまうかもしれません。
ですから「予算」と一緒に考えておかなければならないのが「耐用年数」です。
塗料がハイグレードになるほど耐用年数も長くなりますが、その分だけ価格も高くなってしまうため、塗料の価格と耐用年数のバランスを見て塗料を決めることが大切です。
【③付加させたい機能性】
塗料には防藻性や防カビ性、遮熱性、断熱性、低汚染性、透湿性、親水性など様々な機能があります。
塗料によって特性が異なるため、どの機能性を求めているか決めておきましょう。
例えば、汚れがつきやすいのが気になっている場合は低汚染性を、コケやカビの繁殖を防ぎたい場合は、防カビ性や防藻性を持つ塗料が適しています。
塗料の機能性は、建物の状態や立地、素材などで変わりますので、現状をよく把握して最適な機能を持つ塗料を選びましょう。
【④おすすめは大手塗料メーカー】
最後に押さえておきたいのが「塗料メーカー」です。
塗料の種類だけでなく、塗料メーカーもたくさんありますから、前もってどんなメーカーがあるか知っておくことが大切です。
代表的な塗料メーカーはこちらです。
・日本ペイント
・関西ペイント
・SK化研
・アステックペイント
・水谷ペイント
など
信頼性が高いのは上記に挙げる大手塗料メーカーです。
塗料は日々技術が向上して新しい塗料がどんどん登場しております。
その中には聞いたことがない塗料メーカーもあるかもしれません。
新製品の塗料は性能が高いかもしれませんが、そこに表示されている性能は実験結果によるもので、実際に工事で使用した効果ではありません。
ですから、本当の効果はその塗料を使用して年数が経たなければ分からないのです。
期待どおりに性能を望むなら大手塗料メーカーの塗料を選ぶのが無難です。
大手塗料メーカーは実績があり、ロングセラー品なら十分な効果が実証されて安心です。
【最適な塗料を選ぶために、事前に建物診断で状態を把握しておくこと】
塗料を選ぶポイントは上記で挙げた「①予算」「②耐用年数」「③機能性」「④メーカー」の4つがポイントです。
そしてこれは業者の役割になりますが、最適な塗料を選ぶには建物の状態や立地、仕様などを把握していることが重要です。
建物によって劣化しやすい場所があったり、湿気のこもり、風通しが悪かったりなど環境が異なります。
このような条件を踏まえなければ適切な塗料を選ぶことができません。
ですから、これから外壁塗装をされる方は、提案を受ける前に必ず建物診断を実施してください。
H-makeはお客様からご相談をいただいた後に建物を細かく診断してから塗料や工事プランをご提案しております。
建物診断は無料で実施しておりますので、これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。
【塗料の種類で次の塗り替え時期が決まる】
塗料の種類で次の塗り替え時期が決まります。
新築では10年目が外壁塗装を行う時期の目安となりますが、2回目以降は塗料の耐用年数で塗り替え時期が左右されます。
塗料を選ぶときは、次のメンテナンス時期も見越しておくことがポイントです。
将来的に必要なメンテナンスに掛かるコストをトータルコストと呼んでいます。
お住まいのメンテナンスをご計画する際は、このトータルコストを意識してご計画ください。
メンテナンスのご計画についてもお客様のご要望に沿ってご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。
“mu”
横浜市、川崎市で、塗装工事、屋根工事のことなら、株式会社H-makeへお気軽にご相談ください。