建物は経年劣化してきますので、いずれ外壁塗装が必要になってきます。そこで外壁塗装がどのように進んでいくか、どんな作業を行うのか、ということも事前に知っておくことが大切です。外壁塗装は耐久性に関わる重要な作業もありますので、塗装工程や工事の注意点などをここではご紹介していきたいと思います。
【外壁塗装の工程】
外壁塗装は以下の流れで進んでいきます。
1:お問い合わせ
2:建物診断
3:診断報告+お見積もりのご提案
4:お打ち合わせ
5:近隣挨拶
6:仮設足場の設置
7:高圧洗浄
8:養生
9:下地処理~補修
10:下塗り~中塗り~上塗り
11:最終確認~足場撤去~お引き渡し
それでは以下に各工程の内容をご説明していきます。
【お問い合わせ】
まずはお問合せから始まります。工事を予定していること、不明点、気になるところ、困っていること、などなんでも構いませんので業者に相談しましょう。聞きたいことなどは事前にメモしてから問い合わせると言い忘れを避けることができます。
【建物診断】
お問い合わせ後は現地にて建物診断を行います。見積もりや工事プランを作成するには、まず建物の状態をよく確認して、業者側も把握しておかなければできません。たまに診断を行わずに工事をご提案しているところがありますが、建物の状態を知らないで適切な工事ができるはずがありません。
工事が始まってから不具合箇所を見つけて追加工事が発生することも考えられますので注意しましょう。当社は専門スタッフが診断を行い、建物がどんな状態なのか、お客様にも立ち会っていただき一緒に確認していきます。不安なことや気になることがございましたら遠慮なくお申し付けください。
無料診断についてはこちらの「現地見積について」をご覧ください。
【診断報告+お見積もりのご提案】
診断後は診断報告書と見積書をご提出いたします。工事のことで気になることがございましたらお気軽にご相談ください。また、当社は見積プランのご提案まで無料で行わさせていただいております。建物の状態が知りたい方も無料診断はおすすめですので、ぜひご利用ください。
【お打ち合わせ】
工事工程のご説明、色決めを打ち合わせていきます。お客様のご要望などをお聞かせください。工事日程もご都合があるかと思いますので、ご遠慮なくお申し付けください。
外壁塗装の色決めはカラーシミュレーションのご利用がお勧めです。
詳しくはこちらの「カラーシミュレーション」をご覧ください。
【近隣挨拶】
工事は車両の駐車や作業音などで近隣の方にもご協力が必要になってきます。着工前は工事の旨を伝えるために近隣挨拶をします。
【仮設足場の設置】
屋根や外壁の塗装は高所作業が含まれるため足場を設置します。足場設置は通常1日で終わります。飛散防止のために足場には養生ネットを張っておきます。
【高圧洗浄】
建物はこれまでの汚れが付着しておりますので、洗浄して汚れを落とす必要があります。高圧洗浄では塗装するところの他に塀やカーポートの屋根、ベランダの屋根、雨樋など普段掃除ができないところも洗浄しておくことをお勧めします。
【養生】
養生とは建物を傷つけたり、汚したりしないように保護する作業のことを言います。工事では養生を行うことが基本です。塗装は塗料が周りに飛びますので、丁寧に養生をしておくことが大切。品質に関わることです。
【下地処理~補修】
下地処理は主にケレンや補修作業を行います。塗装の耐久性に関わることですので、適切に行われていないと塗装は長持ちしません。損傷しているところもそのままにして塗装をしてしまうと、見た目ではわからなくなりますが、状態が良くなっているわけではありませんので、後々不具合を起こしてしまう恐れがあります。損傷しているところはちゃんと塗装前に補修しておきましょう。
【下塗り~中塗り~上塗り】
下地処理後はいよいよ塗装の工程に入ります。塗装は下塗り~中塗り~上塗りの3回塗装するのが基本です。3回とも同じ塗料で塗装するのではなく、下塗りはシーラーやフィラーなどの下塗り剤を使うのが一般的です。また、塗装回数も大事ですが、塗膜厚が確保されていない場合は、4回、5回、と塗装する必要がありますので、塗膜厚の確保を重要視しておきましょう。
【最終確認~足場撤去~お引き渡し】
作業が完了したら手直しや塗り残しがないか確認します。工事は1週間から2週間ほどの日数がかかっていて風雨にもさらされていますので、その間に知らず知らず塗装したところを傷つけてしまっていたり、汚れがついてしまっていたりします。完璧な仕上がりになっているか最終確認を行い、そこで問題がなければ足場を解体してお客様にお引き渡しとなります。
塗装の工程についてはこちらの「塗装工事の流れ」もご一緒にご覧ください。
【工事期間中の注意点】
工事作業によってはお客様にもご協力をいただいていることがあります。
【エアコンの使用】
工事期間中はエアコンの使用を避けていただいております。下地処理の際に古い塗装のカスや埃などが飛散してしまうため、エアコンを使用してしまうと室外機が故障してしまう可能性が出てしまうためです。また、塗料の臭いが部屋の中に入ってしまう恐れもあり、気分を悪くしてしまう方もいます。
【洗濯物】
塗料の飛散で洗濯物を汚してしまう恐れがありますので、工事期間中は室内干しをお願いしております。また、塗料の臭いはきついため洗濯物についてしまうこともあります。臭いは中々取れずお客様の大切な衣類をダメにしてしまいますので、工事期間中の洗濯はご注意ください。また、高圧洗浄時も水飛沫で洗濯物が濡れてしまいますので、この工程でも洗濯物を干すことはできません。
【窓の開閉】
高圧洗浄時は水が室内に入ってしまわないように窓や玄関は閉めてもらい、作業中は開けないようにお願いしております。また、溶剤系の塗料はシンナーの刺激臭があり、気分を悪くしてしまう方もいますので、窓は開けないことをお勧めします。臭いの少ない水性塗料もあり体に害はありませんが、塗料の独特の臭いがあって人によっては気分を悪くしてしまうかもしれません。
工事の質問については「よくあるご質問」でもお答えしておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。
【工事後も安心!アフターフォローを実施しております】
外壁塗装はそう何回も行うものではなく、10年周期と長い期間で行なっていく工事ですから、工事に慣れているという人も少ないはずです。外壁塗装のことを知らないというのも当然のことですので、まずは専門業者に相談して建物の状態がどうなっているか、必要な工事はなんなのか、などを相談してみることをお勧めします。
また、工事後もきちんとアフターフォローをしてくれる業者だと、今後の建物のメンテナンスも安心です。当社も工事後の定期訪問を実施しておりますので、外壁塗装をご検討している方は、ぜひお声がけください。
アフターフォローについてはこちらの「塗装工事の保証とサポート」をご覧ください。
“mu”
横浜市、川崎市で、塗装工事、屋根工事のことなら、株式会社H-makeへお気軽にご相談ください。