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屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

 2025年10月31日

屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

突然訪問してきて「屋根の板金が浮いていますよ」と言われたらびっくりしてしまいますよね?
それで「無料で点検しますよ!」と言われて屋根に登らせてしまう……

実は近年で「点検商法」というのが流行っており、トラブルが多発しています。
冒頭にある「屋根の板金が浮いていますよ」という手口は点検商法の常套手段。

安易に屋根に登らせてしまうと余計な工事をさせられたり、高額な工事費用を請求されたりします。
消費生活センターや警察でも注意喚起がされていますので、点検商法に騙されてしまわないようにご注意ください。

本記事では、屋根の板金が浮いていると指摘されたらどう対処すればいいか解説いたします!

「屋根の板金が浮いていますよ!」という点検商法にご注意ください!

屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

近年では「点検商法」という悪質な手口の被害が増えています。
点検商法とは「無料で点検しますよ」「屋根の板金が浮いていますよ」「屋根が剥がれていて放っておくと雨漏りしますよ」といった不安をあおり、無料という甘い言葉を使って点検から工事へと促そうとする手法です。

安易に屋根に登らせてしまうと高額な費用を請求されたり、必要ない工事をされてしまったりします
ひどいケースではわざと屋根を壊されてしまうところも起きていますので、急に家に訪問してきて点検を勧めてくる業者には特段に警戒しましょう。

屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

屋根板金とは棟板金や水切りなどの屋根の役物のことです。
点検商法で指摘されることが多いのが棟板金。

棟板金は屋根の頭頂部に取り付けられている板金のことです。
ここは風で飛ばされてしまう被害が多く、点検商法ではこの弱点を突いてきます。

「屋根の剥がれ」もよく指摘してくる場所で、主に屋根のような目視できない場所を狙ってくる傾向にあることにご注意ください。

点検商法の4つの手口

点検商法はこのような手口があります。
どれか一つでも当てはまれば、その業者には警戒しましょう。

① 近くで工事している
② 屋根の板金が浮いている、屋根が剥がれている
③ すぐに修理しないと雨漏りします
④ 「無料で点検します」「キャンペーン中でお安くします」

上記の5つの手口について一つずつご説明いたします。

① 近くで工事している

「近くで工事していてお宅の屋根が浮いているのが見えた」と知らせることをきっかけに点検や工事を迫ってくる手口です。

一見すると親切そうに見えますが、近くで屋根工事をしていないケースがほとんどです。
もしこのような手口にあいましたら、どこで工事しているか問いただしてみましょう

隣や向かいなど隣接するところを除けば、意外と屋根は見えないものなので、ご自宅周辺よりも離れていれば怪しいと疑っていいでしょう。

② 屋根の板金が浮いている、屋根が剥がれている

「屋根板金が浮いている」「屋根が剥がれている」という指摘には警戒しましょう。
まず2階の屋根は地面から7〜10mほどあります。

そんな高いところを目視で見つけるのは中々至難の業です。
もし、本当だとしても業者に指摘される前にご本人が見つけるはずです
業者が指し示すところで不具合を確認できない場合は嘘を言っている可能性が非常に高いです。

関連記事:強風に注意!棟板金工事のすすめ。修理の必要性と修理方法を解説

③ すぐに修理しないと雨漏りします

「すぐに修理しないと雨漏りします」と不安をあおる手口もよくあります。
不安にさせることで考える時間を与えず、工事へと促すことが目的です。

屋根は雨漏りのリスクが高い場所なので、たしかに劣化が進んでいると雨漏りにつながる可能性はあります。
しかし、現状で雨漏りがない場合は冷静に対処しましょう

関連記事:梅雨が来る前に点検を!屋根から雨漏りする原因は?

④ 「無料で点検します」「キャンペーン中でお安くします」

「無料で点検します」「キャンペーン中でお安くします」といった甘い言葉にも注意しましょう。
お得感を出して誘導するのは悪徳業者のよくやる手口です。

最初に提示される金額は安いかもしれませんが、後から追加費用を請求されて結果的に高額な費用を支払うことになったというケースもよくお聞きします。

「屋根の板金が浮いていますよ」と言われたらどう対処すればいい?

屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

もし「屋根の板金が浮いていますよ」と言われたら慌ててしまうかもしれません。
冷静に判断できれば的確な対処ができるかもしれませんが、一方的に話されて押し切られてしまう方もいらっしゃるかと思います。

ぜひ、心にとどめていただきたいのが「その場で判断しないこと」です。
悪徳業者の特徴は考えさせる時間を与えないことです。
時間にゆとりができると成約率が落ちるだけでなく、他の業者から入知恵されてしまうからです。

しかし、まじめな業者なら、まず相手を急かすことはありませんし、他の業者から意見を求めることも当然だと認識しています。
雨漏りなどの考えられるリスクについてもなるべく不安にならないように、なぜリスクがあるか原因や理屈を具体的に説明するものです。

・不安をあおる
・相手を急かす
・割引など甘い言葉で誘う

上記の手口がある場合は、悪徳業者である可能性が高いと思ってもいいでしょう。

もし「屋根の板金が浮いていますよ」と言われたら、

・その場で判断しない
・絶対に屋根にのぼらせない
・契約を即決しない
・他の業者にも相談する

という対応をおとりください。

お住まいのことでお悩みのことがありましたらH-makeにおまかせください!

屋根の板金が浮いていると言われたらどうすればいい?

もし契約してしまった場合は8日以内ならクーリングオフができます
消費生活センターや住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)といった公的機関でも相談できますので、一人で抱え込まずに相談できるところに話を聞いてもらいましょう。

もちろん当店でもご対応させていただきます。
建物診断は無料で実施しておりますので、もし訪問業者に建物を指摘されて不安を抱えている方はお気軽にご相談ください!

無料診断はこちらの「現地見積りについて」をご覧ください。

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